週末は天候悪化と云う予報だったので気を揉みましたが、幸い穏やかなお天気になって助かりました。みなさんの日頃の行いが良いのかも?
いつも通り、はまなすの丘公園区の調査から始めましたが、公園は一面褐色でいかにも晩秋の趣。
ハマナスの実もほとんどしわしわに熟してしまい華やかなものはほとんどありません。精々ごくたまにブタナやムラサキツメクサの花を見かけるくらいです。
そんな中、何株かのエゾノカワラマツバがまだ花を付けていてびっくり!
また、こんな時期に珍しくイソスミレのまだ弾けずに種を残している実を見つけた時も歓声が・・
いくらか実を残しただけで葉を落としたメドハギは、いつもとすっかり姿が変っていました。
木道を下りて河原に出ていつも通りに調査。
11時頃にはまなすの丘公園区の調査を終え、志美北3線に向かいました。
志美3線では、いつも見かけるキタキツネの穴に、何かのことで死んでしまったのでしょう、キツネの頭蓋骨が横たわっていました。何だかちょっと可哀そうな感じ!
ここの草原にはイソスミレが生息していて見つけにくいので目印の札を立てているのですが、今回は散々捜しても見つからず、戻りがけにもう一度探すことにして先へ進みました。
もうひとつエゾフユノハナワラビも見付けられず、こちらも帰りの仕事になりました。
あとはまずまず順調に調査を続けて砂浜へ。
ところが、オカヒジキはどうしても見つからず。また、あれほどたくさん生えていたオニハマダイコンも枯れた姿を何株か見かける程度。1年草の生育期間は短いようです。
さて、戻り道、先ずはハマエンドウの群落を観察。葉はまだ青々としています。
さすがにこの時期では花はたまに見かける程度ですが、実のほうはまだたくさん生っていました。
行きには見つからなかったエゾフユノハナワラビは案外あっけなく発見。
その勢いで、イソスミレも探し当てました。
どうやら海岸へ向かう道が少しずれていたようです。
見つからなかった物も探し当てて、心置きなく今年の調査を終了。
今年は、新型コロナウイルス感染拡大と云う厳しい状況の中、始めの5月だけは担当者2名で調査しましたが、幸いにしてその後の6月から11月までの6回は会員が参加して通常の形で調査を行う事が出来ました。
みなさん、1年間本当にお疲れさまでした。
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