いしかりUMIBEキッズクラブ「石狩川河口で琥珀さがし」

 7月23日(木)いしかりUMIBEキッズクラブの勉強会「石狩川河口で琥珀さがし」を行いました。琥珀の事など教えてくれたのは、いしかり砂丘の風資料館学芸員の志賀健司さん、スタッフは5名、参加者は、大人5人子ども11人でした。
 ヴィジターセンター駐車場に集まり、最初に琥珀について教えてもらいました。
 「みなさん、琥珀ってどんなものか知っていますか?」「琥珀は木の樹液が化石となったものです。樹液って、分かりますか?松ヤニは知っていますね。あれが樹液です」「また、プラスチックは知ってますね。琥珀はプラスチックと似ていますが、違うところもあります。それは後でお話します」と説明を受けた後、河口へ向かいました。IMG_7375.JPGIMG_7379.JPG
 河口へ着いてからまず川と海の境目を観察しました。IMG_7381.JPG
 それから、いよいよ波打ち際で琥珀探し始め!ごみが貯まっているような所が探すポイント。海はけっこう荒れていて、時々大きな波が寄せてくるのでご用心!
 下見の時には、たくさん琥珀があったので、期待したのですが・・
 「あった、あった!」と云う声がさっぱり聞こえてきません。一生懸命探しても、なかなか見つかりません。しばらく経ってようやく1~2個見つかっただけでした。IMG_7386.JPG
 そこで、「ここは、あまり無いようですから、もう少し川側で探してみましょう!」と場所を移動しました。
 移動した所で、「最初に琥珀とプラスチックは似ていると言いましたが、違う点を見てもらいます」「これは、海水の3倍ほど濃い食塩水ですが、これに、琥珀とプラスチックを入れるとどうなるでしょう?」「ほら、琥珀は浮いて、プラスチックは沈むでしょう!重さ(比重)がちょっと違うのです」IMG_7395.JPG
 説明の後も琥珀探しに専念しましたが、何個か見つかっただけで、あまり良い結果ではありませんでした。IMG_7390.JPG
 波の強さなど色んな条件によって浜に打ち上げられる物も違うのでしょう。下見の時に多かった石炭は今回少なく、下見の時少なかった軽石がたくさんありました。
 あまり多くの琥珀は拾えませんでしたが、時間になったので、最後のまとめをする場所へ向かいました。
 屋内で今日のまとめの説明を聴き、まとめシートに書き込みました。IMG_7399.JPG
 「石狩川は大雪山から石狩まで流れているので、色んな物が海へ運ばれてきます。砂浜でクルミなども見たことがあるでしょう。昔炭鉱だったところも通ってくるので、石炭のかけらも流れてきます。琥珀もそうですね。また、石炭の中には琥珀も含まれているんですよ。ちょっとやってみましょう!紫外線を出すブラックライトを当ててみますね!光って見えるのが琥珀です」「今度は、琥珀のかけらにブラックライトを当ててみましょう!緑色に光るのが分かりますか?緑色に光らないのはプラスチックです」「ただし、ブラックライトは紫外線を出して害になるので、人には向けないでくださいね」IMG_7403.JPGIMG_7405.JPG
 「今日は、主に川から海へ運ばれる物についてお話しましたが、それでは海から川へのぼるのは何でしょう?そうですね、鮭です。このように川から海へ運ばれる物もあれば海から川へ移動する物もあります。川と海はつながっていることが分かりましたか」IMG_7416.JPG
 「また、川が海へ運ぶ物で、一番多いのは何か分かりますか?実は、砂なんです」「それでは、砂をルーペで見てみましょう」「色んな色の粒があるでしょう!」「砂は、色々な石の粒が混じっているのです」「石狩の砂は石が砕けて小さな粒になっていますが、川の上流にはまだ砕けていない大きな石があります。今年は、10月に旭川の方へ行って川の上流にある大きな石を観察することになっています。楽しみに待っていて下さいね」IMG_7413.JPG
 こうして、今日の琥珀探しは終了しました。今年のキッズクラブの活動のテーマは「山と川と海のつながり」です。どんなつながりがあるか、しっかり学んでいきましょうね!

 なお、この活動は「北海道e-水プロジェクト」の助成を受けて行っています。
 

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