第4回「いしかり海辺の自然塾~石狩川河口と海浜植物種子の観察」

 8月28日(水)、「いしかり海辺の自然塾」の第4回を行いました。講師は、内藤華子さん、一般参加8名、スタッフ3名。
今回のテーマは、「石狩川河口と海浜植物種子の観察」
 保護センターでレクチャーを受け、ヴィジターセンター駐車場へ移動、雨予報の中いつ降るかと心配しながら海岸へ向かいました。IMG_1171.JPGIMG_1172.JPG
 海は凪で、すでに鮭の定置網が設置されてすっかり秋の気配。IMG_1173.JPG
 最初に、浜崖についての説明を受けました。IMG_1175.JPG
 後浜(高潮線より陸側の砂浜)で真っ先に目につくのがオニハマダイコンで、鈴なりに実っていました。石狩浜で見かけるようになったのは、十数年前からとのこと。外来種として目の敵にされますが、モンシロチョウが訪れたり、実がカワラヒワの餌になったりと、案外有用な面もあるようです。実際あちこちに啄まれてカラになった実が散らばっており、周りをカワラヒワが飛び回っているのを何度も見かけました。ただ、カワラヒワは動きが早くて写真が撮れなかったのが残念です。IMG_1176.JPGIMG_1203.JPG
 オカヒジキも随所に見かけました。塩性植物との説明に、数人が口にしてみて、塩味がなかなかだと言っていました。IMG_1177.JPG
 人気者のハマニガナは曇り空なのにあちこちで花を咲かせてくれていました。IMG_1178.JPG
 穂を付けたテンキグサもありましたが、実はあまり残っていませんでした。IMG_1185.JPG
 一方、砂浜の状態も様々で、波の関係なのか、漂着したゴミが集中して貯まっている所がありました。IMG_1188.JPG
 浜崖について云えば、かなり陸寄りまで削られてしまって真上にハマナスが生えている所やハマボウフウがいっぱいの所、テンキグサの地下茎がびっしり垂れ下がっている所、コウボウムギが多い所など様々な姿を観察することができました。コウボウムギの古い葉鞘部も発見。いわゆるフデの部分です。IMG_1192.JPGIMG_1199.JPGIMG_1204.JPGIMG_1206.JPGIMG_1208.JPG
 さらに、海側に新たに出来つつある低い浜崖もありました。IMG_1200.JPG
 こうして歩いているうちに、ポツポツと雨が落ちてきましたが、さほどひどくなる様子はなかったので、予定通り河口ルートを通ることにしました。
 河口は、砂浜部分が随分狭くなっていましたが、トウネンがちょこちょこ歩いているのを発見。IMG_1210.JPG
 さらに、オジロワシが2羽遥か向こうの木に止まっているのが見えました。IMG_1211.JPG
 河口の草原部では、ハマボウフウやハマヒルガオの種を観察して採取。ただ、ハマエンドウは実が見つかりませんでした。IMG_1218.JPGIMG_1221.JPG
 ウンランの黄色い花も観察。IMG_1219.JPG
 戻り道の途中の湿地帯では、ナガモノワレモコウがたくさん咲いていました。IMG_1223.JPG
 クサレダマ、ヒロハクサフジ、ユウゼンギクなど観察しながら進みました。IMG_1224.JPGIMG_1227.JPGIMG_1228.JPG
 結局それほどの降りにはならず、予定通りのコースを歩けて、しっかり学ぶ事が出来ました。IMG_1232.JPG
 自然塾も4回目ですが、1回目から続けて参加している方も多く、みなさんすっかり仲良くなって和気あいあいとした勉強会となっています。
 

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